書評

What works on wallstreet

2014年に買って、眠ってた長期投資の本、What works on wallstreet読んだ。 PERやPSR、配当利回りなどよく使われる指標に対して、株をリバランスしながら長期保有した場合に、どの程度のパフォーマンスへの影響があるかを調査した本だ。 今の自分の投資法に…

書評 オニールの成長株発掘法 How to Make Money In Stocks

株式投資というものにまだ、確信がなかった当初に調査・勉強を兼ねて購入したオニールの高名な本。最近再読した。 有名なCAN SLIMだが、当時の私には少々難しく、条件も厳しすぎて、これに当てはまる株を見つけること自体が難しい。すなわち現実的には使えな…

書評 ミネルヴィニの成長株投資法 Trade Like a Stock Market Wizard

なにかのきっかけでTwitterでフォローしていたマーク・ミネルヴィニのつぶやきが、割と良かったので最初の本を読んでみた。 基本的にテクニカル・トレーダーかと思っていたが、確かにそうなのだが、実際にはファンダメンタルズとテクニカルをミックスした手…

マーケットのテクニカル分析 ジョン・J・マーフィー著

良くテクニカル分析の教科書として良く紹介されている、ジョン・J・マーフィーの本書を今更ながら読んでみた。 5,000円するくらいの本だけど、割りとサラッと読める本で特に難しいことはない。 また、そこそこテクニカル分析を知っている人であれば、改めて…

書評:円とドル(吉野俊彦)

内容: 円とドルの関係を為替相場の成立から現在までを振り返る。ドル円相場の歴史書。 当初1ドル1円から始まった円相場が、どのような経緯を経て1ドル360円までの円安になったか、また360円から80円までの円高になったかを内外の事情から記録して…

投資にまつわる心理的バイアスいろいろ

フォン・レストルフ効果 最近話題になった会社や、大きな値動きをしている銘柄が印象に残る。 アンカリング 先行する何らかの数値(アンカー)によって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向のこと。 係留。 プロスペクト理論 人…

三猿金泉秘録

何か一つがおかしくて、投資がうまくいかないとき、メンタルの問題だったりします。そんな時に、これを読んで自分を整えます。昔の人の文章なので、著作権等に問題ないと思い、掲載します。 序文 太極動き二陽を生じ、動くこと極まりて静なり。 静にして陰を…