2021年2月調整局面における、米国グロース株比較メモ Zoom・CrowdStrike・Okta・Unity

全体ポートフォリオの、20%程度をグロース株に配分するに際した検討。

Zoom

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  • PSR 30.8倍('22年予想ベース)
  • すでに黒字であり、キャッシュフローがガンガンでる体質になった。営業CF marginも24.4%。
  • 2021-2022の売り上げ成長見通しは40%弱と良い。

CrowdStrike

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  • PSR 39.2倍('22年予想ベース)
  • 今期から利益がプラスになる見通しで、営業CF的も、昨年決算時点で20%になっている。
  • 今後の売上成長見通しも50%程度で継続しているため、決算ミスがなければ、株価の拡大は期待できる感じがする。
  • 成長が穏やかになったときに、どの程度の利益水準になっているか?

Okta

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  • PSR 31.6倍('22年予想ベース)
  • 利益はまだ、プラスマイナスゼロ水準。
  • 売り上げ成長は40%ほどで、今後、30%程度へ低下する見通しであるのが気になる点。
  • 売り上げが大きい分、株価はCrowdstrikeより高い。

Unity

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  • PSR 23.7倍('22年予想ベース)
  • 売り上げ成長率が、YoYで今後26-28%とやや、物足りない。
  • しかし株価も、売り上げに比して、110ドル程度と安い。

このバブリーな局面においては、ややUnityに魅力を感じる。

*売上・利益・CFは、Gaapの数字、チャートの中のEPSの推移はnon-Gaapの数字