2023年4月4日

この日記を久方ぶりに再開することにした。

目的は、特に無い。後で読み返して和んだりするため、ということにしておく。

そのため、ルールとして、馬鹿なことをかいても削除しない、ということを上げておく。

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今日は、ピーター・リンチの株式投資の法則を、久しぶりに読んでいる。

かつて読んだときは、あまり心に残らなかったのだが、今読んでみると参考になると感じる。

それから、複利の計算をするための72の法則が記載されていて、これはずいぶん自分の中で使っている法則だったので、この本で覚えたと知り驚いた。

 

今読むとここに書いてある調査法は、株式投資にとても必要なことで、銘柄選定やら調査などの日々のルーチンが書いてあるのだが、当時は良くわからず、雑多な本という印象した持たなかったようだ。

 

かつては自分のことと思えなかった同僚のアナリストとの情報交換や、企業への訪問調査などは、今や私の仕事と、ちょっと形は違うが、ほとんど同じであると言える。

個人投資家が同じことをやろうとしたら、SNSなどを活用する必要があるが、要諦は同じだろう。

 

あと最近の私の経験で、かなりファンダメンタルズよりの投資がメインになっており、マゼラン・ファンドの銘柄選定方針とかなり似通っている。

差異があるのは、私が未学習の領域であるといって良い気がする。

例えば、マゼランが買う企業の分類として、小型成長株、高配当株、含み資産株、シクリカルなどがあるようだが、(もう一つくらいあった気がしたが…)この分類は自分の手法とよく似ている。含み資産株は調べづらいので、これまでトライしたことはないが、保有不動産の価値などは今後調べる様になるかもしれない。

 

ともかく、ポイントはマーケット全体から雨の日も風の日も天気の日も利益を搾り取ることであり、そうすると、グロースとかバリューとか一つの手法だけに固執することなく、複数の種類の株を買う必要があるということだろう。

一つの手法を極めていく、というのもありだとは思うが、それだと不向きな時期に投資を始めてしまったりするリスクがあるので、一概に良いことではないと結論できる気がする。専業であれば、その時間はあるだろうし、いろいろな手法を試すことで知識の幅やいろいろな企業を調べることに繋がるのだから、そうすべきだ。

ミネルヴィニみたいに6年間もトライし続けることができる精神力や時間があるなら別だが、それはすくなくとも私には難しい。