2022/7/5

  • ちょっとオーバーシュートしたみたいですね。
  • リセッション懸念をうけた動きですかね。
  •  

  • 下降トレンド
  • ポイントは、V字回復があるのかないのかということですね。いまそっちにBETできる、雰囲気もありませんが、なにか大きなイベントがあれば。プーチンが変身するとか。

 

  • 信用リスクは下に突き抜けた。

 

  • ファンダ的には上でも下でも驚かないが、トレンドは上。
  •  

  • 2012年から始まった上げ相場の4つ目のベース。
  • しかし原動力であるアベノミクスと黒田総裁は去ろうとしているのかもしれない。予断はしない。
  •  

  • 長期で見るとなんの変化も感じられないハンセン指数。
  • なんの示唆も得られないが、言えるのは長期の上昇はまだ破られそうにないということだろうか。
  • 2009年に始まった中国政治・経済が押し上げたPERが元のラインに戻るのかもしれない。それでも悪くはないのだが。

  • エントリーポイントが上手くなかったような気がするが、リスク・リターンレシオはまあまあ。

2022/7/2

 

  • ベース形成中だが、利益の伸びが止まっており、末期かも。

  • 完璧なチャートである。
  • ブレイク後の妙な動きのなさを要調査→買収案件だった。

  • まだ熟していないチャート。

  • 2017年に長いベースを抜けて上昇中
  • すでに2つ目のベースを終わらせており、もう遅いかどうか。
  • 出来高が少なくスケールできなそうな業態なのでパス。

  • 大型だが、チャート・ファンダは良く、観察

  • 利益は良いがチャートが汚いのでパス

  • ブレイク時の出来高が素晴らしくチャートは最高。
  • ファンダも良い。

  • チャートの形は良いが、出来高が足りない。
  • 様子見。

  • この会社なんだろう。
  • 20年近く伸び続けている。
  • リーマンショックから新しい相場と見ると20年に渡る成長の第4ベース
  • しかし成長速度が遅いのでパス

 

  • 製薬会社。株価の低迷と対象に利益は伸びているが、赤字。
  • 難しそうなのでパス。

  • 1stステージをブレークして新高値。だが出来高が少ない。
  • 一応観察。

  • 成長ほとんどしないのでパス

 

書評 オニールの成長株発掘法 How to Make Money In Stocks

 

株式投資というものにまだ、確信がなかった当初に調査・勉強を兼ねて購入したオニールの高名な本。最近再読した。

有名なCAN SLIMだが、当時の私には少々難しく、条件も厳しすぎて、これに当てはまる株を見つけること自体が難しい。すなわち現実的には使えないと判断した。

しかしある程度の経験を持った今、このCAN SLIMは現実的であり、特に小型株成長株を検討する場合、ほとんどは必須の条件であり、当然の条件とすら感じる。

この本はちょっと変わった構成になっていて、前半は有名な銘柄選択のスクリーニング条件であるCAN SLIMについて説明している。

すなわち、

  • current earnings
  • annual earnings
  • new product, new management, new high
  • supply and demand : small capitalization
  • leader or laggard
  • institutional sponsership
  • market direction

の7つである。

この7つは素晴らしいスクリーニング条件であり、本書の真髄である。

後半には、売りの金言や、買いの場合の2、3のチャートパターン、失敗する投資家や機関投資家についてのよもやまが記載されている。が、この後半は少々曲者である。

この本、かなり多くの、しかし必要な情報・ノウハウをすべて詰め込もうという意図を感じるのだが、オニールは自身の多岐多様なノウハウを文章としてアウトプットするのに、かなり苦労したに違いない。

後半は前半の明晰さに比べて、乱雑な印象であるし、あまり整理もされていない。

要するにオニールは、前半で力尽きて、後半の整理に疲れちゃったのではないかと思う。

しかしながら、オニールは、絶対に説明しないといけないと考えたからこそ、あえて後半を詰め込んだのだと思う。

特に後半に記載されている、売(利確と損切り)と買のタイミングの記述を正確に理解することはCAN SLIMを活かすために必須であると考える。

利確については、いくつかの判断条件が個条書き的に羅列されている。あまり理論的な感じはしないが、成長株の天井とはたいてい理不尽なまでの高値圏であり、そもそも感情的なものなのだろう。

損切りについては適切な幅は7~8%以内とあり、最悪10%までというふうな記載だ。

10%にいかないように工夫しましょうみたいな記載になっている。このあたりの執行テクニックに関する記載は少ないので、読者の工夫が必要だが、流石に適切な内容だと思う。

1つ問題があるのは、ストップオーダーはあんまり良くないと思う、、、みたいな私見が記載されている。価格を事前に決めておいて、自分で売ったら方がいいような気がする、、、みたいな弱い感じの意見だ。

しかしこれはオニールだからこそそうなのであって、多くの場合、不適切だと思う。何故なら多くの投資家は兼業投資家であって、本業が忙しい時に株価をチェックできないかもしれないし、ズルズル売れない心の人も多いだろうから。

オニールはたしかマーケットの魔術師のインタビューでも、そんなことを言っていたような気がするが、たぶんオニールみたいな意志の強い人なら違うのだろうけど、普通の人はストップオーダーを活用すべきだと思う。私はこのオニールのこの意見が心の何処かにあって、あまりストップオーダーを活用していなかったのだが、今そのことを後悔している。リスク管理としては、あまり自分を信じないほうが良い。真の危機で、自分がどのように行動できるか、その時にしかわからないのだから。

買タイミングについては、カップウィズハンドルなどのパターンの読み方がかなり詳細に記載されているのだが、推敲が足りない印象の記述であり、理解しにくい。多分オニールにとって当たり前的な前提情報の記載が漏れていると思われる。

例えば「ベース」という言葉がでてくるが、この言葉の説明が全く無くていきなり出てくるので、普通にはわからないと思われる。ベースというのは株価が長期的な上昇を始めた後の一時的な停滞または下落後の横ばい期間を意味してると思われる。

カップウィズハンドルは長期移動平均線の上で発生する、という見逃しそうな記載がちょろっとあるのだが、これは要するに、停滞から上昇を始めた後で完成するパターンであるということだ。天井圏とか下落の最中に似た形が発生しても意味がない。従ってそのためにはまず停滞を探す必要がある。

しかしその辺の足りない記述を他の書籍で補って読んだほうが良いにしても、これは素晴らしい指南本だ。

全体の補足説明としてマーク・ミネルヴィニ、テクニカル分析としてスタン・ウエンスタインを併せて読むことをおすすめする。

2022/6/26

  • 大商いの後の平底。
  • 抜けたら買いかもしれない。調査。
    →$54.87で買収が発表されていた。検討対象外へ。
  • As previously announced on April 7, 2022, CDK entered into a merger agreement, pursuant to which, and subject to the terms 
    and conditions set forth therein, CDK agreed to be acquired by Brookfield Business Partners, together with institutional 
    partners (collectively “Brookfield”). Pursuant to the terms of the merger agreement, on April 22, 2022, an affiliate of Brookfield 
    commenced a tender offer (the "Offer") to acquire all of the outstanding shares of common stock of CDK, par value $0.01 per 
    share, at a per share price of $54.87 in cash. Following the consummation of the tender offer, the remaining shares of common
    stock of CDK (other than as set forth in the merger agreement) will be acquired through a second-step merger. This transaction 
    is expected to close in the third quarter of calendar year 2022

  • 異様に大きい出来高だが、大幅上昇できない。
  • なんだろう?観察。

2022/6/25

  • 上昇トレンド

  • 下降トレンド
  • 大幅反発。出来高多い。

  • 信用リスクは大局的には上昇中

  • 上昇トレンド

  • トレーディング・レンジ

  • 方向感なし

  • 下降トレンド
  • 来週ブレークにチャレンジ
  • 出来高すくない
  • 139.5でストップ

 

  • 大幅上昇して急な下降トレンドライン・50smaをブレーク
  • 出来高少ない
  • 2306.8でストップ

  • 急な下降トレンドライン・50smaをブレーク
  • 出来高少ない
  • 261.5でストップ

  • 44.2でストップ

  • 昨日も値動きが大きくストップオーダーが発動
  • 出来高多い
  • 80.6で再参入

 

  • 上値・底値ともに切り上げ
  • 出来高はそんなに多くない

  • 横ばいに移行したかも。

 

書評 ミネルヴィニの成長株投資法 Trade Like a Stock Market Wizard

なにかのきっかけでTwitterでフォローしていたマーク・ミネルヴィニのつぶやきが、割と良かったので最初の本を読んでみた。

基本的にテクニカル・トレーダーかと思っていたが、確かにそうなのだが、実際にはファンダメンタルズとテクニカルをミックスした手法だった。

手法として、テクニカルはスタン・ウエンスタイン、ファンダメンタルズはオニールに近い。

しかし、彼らの本より少し初心者にもわかりやすく、取り込みやすいように記載されており、すんなり読める。

これは本人が、中学中退して、独学で成功したという経験が影響していると思う。

なんというか、少し自己啓発本のような、やる気がでるような書き方になっている。

また、スタン・ウエンスタインやオニールの本より直近の事例をシンプルに解説してくれるので、メンターとして、より親しみやすく、結果として身につく、そのように感じた。

ただ、いろいろな要素が混入しているので、ある程度の知識がないとすっと入ってこないかもしれない。

例えば、トレーリング・ストップという言葉がなんだかわからない、、、という知識レベルの人だと、記載している内容を実戦でどのように実行すればよいかわからないだろうし、EPSやコンセンサス利益など決算書の基本的な概念がわからなければ、分析も出来ないだろう。そういう意味で、多少金融の知識・経験がある人向けの本だと思う。

したがって、先程あげた二人の先駆者の本や、その他の情報と組み合わせて読むと良いように感じた。

しかし、全体として素晴らしい投資指南本である。

個人的にはスクリーニングの具体的な方法が参考になり、自分の方法にも取り入れていることにした。

リアルタイムでsocialでつながることができるレジェンドのノウハウがこのような書籍として簡単に得ることができるのはこの上ない幸運である。