12/28のマーケット

今年の終わりが見えてきた。今年も年末が強いアノマリーは、それなりに有効だった。

日米マーケット

Nasdaq>S&P500の構造は変わらない。

日本は、S&P500に追随しているような動き。

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日米インデックス

中国インデックス

box的な動きの中国インデックス。貿易戦争や国営企業の破綻、ハイテク規制などもあり、方向感がないということだろう。

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米国金利

1%で止まりそうな形。これを超えるには何かきっかけが必要だと思う。止まればハイテク株有利が続くことになるが、現在、投資家の多数はそれを予想しているということだと思う。

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Treasury Yield 10 Years (^TNX)

 

投資家の姿勢

ボラティリティ

一段高いボラティリティ水準の中で、やや落ち着いた水準。

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CBOE Volatility Index (^VIX)
恐怖と強欲

ここのところの時間調整で、やや落ち着いた水準。

*cnnサイトより。

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Fear & Greed Index
プット/コールレシオ

ここのところ、Putが買われ、やや強気に傾いている程度の水準。

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put / call ratio

 

米国セクター

長期で見ても短期で見ても、IT・一般消費財が好調、エネルギーは不調、それ以外はドングリの背比べ、という状況。一般消費財は自動車やインターネット通販、自宅の修繕用品、アパレル、ラグジュアリーが入っているが、リアル系のサービスは低調だが、物は売れているということか。

凡例
VGT:情報技術VHT:ヘルスケアVCR:一般消費財VOX:コミュニケーション,VFH:金融,VIS:産業,VDC生活必需品,VPU:公共,VAW:素材,VDE:エネルギー
*上記リンクをクリックで、対応ETFの詳細に飛びます

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米国セクター推移

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米国セクター推移(過去一か月)