2021/8/6のマーケット環境
雇用
- 新規失業申請は横這いだが、継続受給者数は減少
- 発表失業率も改善し、雇用の改善が継続している印象となった。
長期金利
- 失業率等の改善をうけて長期金利が反応している。
為替
- 方向感がわからないが、大きく動く気配はない。
今期業績
- 米国企業の84%が決算を終えて、そのうち86%が予想を超える業績だった。
業績予想
米国
- 過去35年間で、予想PERが30を超えるような上昇をした場合、その後に1~1.5年の株価が低迷した。
- 今回コロナ前の予想PERは高かったが、コロナ発生により、調整された。
- コロナ後は業績の伸びが大きく、予想PERはまだ21倍程度で過去2回とは程遠い。
- ただし、Trailing PERは大きいため、コロナ後の経済復活が織り込まれた数字であることは注意。予想通りに企業収益が推移すれば問題はない。
- 決算を終え、再びEPSが上昇の機運がある。
- PERはこれまでの水準と比べて大きな違いはない。(期間が短いので長くすること)
各国インデックス
- 米国>アジア
- アジアは日本>香港
- NasdaqとS&P500はほとんどパフォーマンスに差がない。